Manual Video Studio 取扱説明書

パソコンの操作を録画して、いらない部分を切り取り、字幕を付けた「操作説明の動画」や「手順書の画像」を作るアプリです。Claude Code と組み合わせると、Word の手順書も作れます。
はじめて使う方は、上から順に「はじめての 5 分」を読みながら操作してみてください。

1. はじめての 5 分

例として、「社内ポータルで休暇を申請する操作」を録画し、説明の動画にするまでを通して行います。

全体の流れ

作業は次の 5 つの段階で進みます。四角をクリックすると、その説明へ移動します。アプリの画面でも、プレビューの上に「素材 → カット → 字幕・図形 → 書き出し」の流れが出て、今どこにいるかと次にすることが分かるようになっています。

📷 手順書用の画像は、全機能モードなら段階 2〜4 のどこでも C で登録できます(一覧は[画像作成]で見ます) 💾 途中でやめても、プロジェクト一覧から続きを開けます
「カット → 字幕」の順番が大切です字幕は、カットした後の動画の時刻に合わせて付けます。字幕を付けた後にカットを変えると、字幕の位置がずれてしまいます。そのため、段階 3 で「カットを確定」してから字幕を付けます。理由は下の動く図で確かめられます。

0起動する

はじめる前にこのアプリを使うには、FFmpeg という無料のツールが必要です。起動して「FFmpeg が見つかりません」と出たら、先に 3-1. FFmpeg を用意する を行ってください。

アプリを起動すると、最初にプロジェクト一覧が開きます(「起動時にこの画面を表示する」の設定です。切ると主画面が先に開きます)。まだ何も作っていないので、一覧は空です。

起動した直後のプロジェクト一覧
  1. ● 録画するこれから操作を録画するときに押します。今回はここから始めます。
  2. 動画を開く...録画済みの動画ファイル(MP4)を使うときに押します。
  3. 既存プロジェクトを開く...前に保存したプロジェクトのファイル(.mvsproj.json)を選んで開きます。
  4. 一覧作った録画と編集がここに並びます。空のときは、始め方の案内が出ます。
  5. インポート...バックアップした zip を取り込みます(一覧が空でも使えます)。
  6. 起動時にこの画面を表示するチェックを外すと、次から主画面(開始画面)が先に開きます。

一覧を閉じると、開始画面が出ます。動画を開くまでは、再生やカットの操作は出ません。

動画を開く前の主画面(開始画面)
  1. ● 録画する画面を録画して、編集を始めます。
  2. 動画を開く手元の動画ファイルを選んで、編集を始めます。動画ファイルをこの画面へドラッグ&ドロップしても開けます。
  3. 作業の流れ「素材 → カット → 字幕・図形 → 書き出し」。今いる段階が青く表示されます。
  4. 次にすること今の状態に合わせて、次の操作を短く案内します(段階が変わるたびに変わります)。
  5. 最近のプロジェクト前に作ったプロジェクトが新しい順に並び、押すと続きから編集できます(まだ無いときは案内が出ます)。プロジェクト一覧... プロジェクトファイルを開く... もここから使えます。
  6. 共通バー左に[プロジェクト][保存][元に戻す][やり直し][タイトル…]、右端に[書き出し ▾]があります(動画を開くまで、[保存]などは灰色です)。
ことば: プロジェクト録画した動画 1 本と、その編集内容(カット・字幕・画像など)をまとめたものです。1 つの録画ごとに専用のフォルダーが作られ、関係するファイルはすべてその中に入ります。
はじめは「簡易モード」で起動します録画・カット・字幕・図形・動画(MP4 / GIF)の書き出しに必要なボタンだけを表示します。この章の操作はすべて簡易モードでできます。カット候補の[AI に聞く…]と Gemini での字幕作成も簡易モードで使えます。手順書用の画像や、手順書画像のキャプション生成などの AI 連携を使うときは、[設定]で全機能モードに切り替えます(画面のモード)。Word などの文書づくり向けの書き出しは、さらに設定で有効にした場合だけ使えます(3-12)。

1録画する

開始画面(またはプロジェクト一覧)の ● 録画する を押すと、録画の設定画面が開きます。

録画の設定画面
  1. 録画する対象「範囲を指定」なら、画面に出る赤い枠の中だけを録画します。枠はドラッグで動かせます。ウィンドウ 1 つや、モニター全体も選べます。
  2. サイズと向き「範囲を指定」のときに出ます。1280×720 などの規格サイズを選ぶと、縦横比(16:9)を保ったまま枠の大きさをそろえられます。縦 にするとスマートフォンのような縦長(9:16)になります(3-2)。
  3. 保存先録画した動画はここに保存されます。ふだんは変えなくてかまいません。
  4. ● 録画開始押すと録画が始まります。説明したい操作をゆっくり行ってください。
  5. 停止のキー録画を止めるときは Ctrl+Shift+F9 を押します(画面に出る小さなコントローラーの ■ でも止められます)。

録画を止めると、次の 2 つの画面が続けて出ます。

① 録画の確認: うまく録れたら 保存する。失敗したら 破棄して録り直す。

② 録画の完了: 名前を入れて 編集を開始。

※ この 2 つの画面は、録画に写り込まないようにしているため画面の画像を撮れません。上は画面の内容を再現した図です。

録画済みの動画を使う場合動画を開く で MP4 ファイルを選ぶと、プロジェクト名を尋ねられます。名前を入れて OK を押すと、動画をプロジェクトのフォルダーへ移動してから開きます。
動画を開いたときに出る画面

2いらない部分をカットする

編集を始めると主画面に動画が開きます。まず、見る人にとっていらない部分を取り除きます。今回の動画には、次の 2 つのいらない部分があります。

カットは、「始まり」と「終わり」を決めてから、この区間をカットする [R] で登録します(登録した区間は、書き出すときに動画から削除されます)。プレビューの上には「不要な部分を指定してください。終わったら[字幕・図形へ進む]を押します。カットが不要な場合も、そのまま進めます。」と案内が出ます。

読み込み待ちの後ろ側を選んだところ(主画面の下半分。クリックで全体を表示)
  1. 動画を動かす▶ 再生 や、1 コマずつ進める・戻すボタン(← →)で、カットしたい場所を探します。Shift+← → なら 1 秒ずつ動きます。下のタイムラインをクリックしても移動できます。
  2. 開始位置 [I]いらない部分の始まりで押します(キーボードの I でも同じ)。今回は、待ち始めの 1.5 秒ほどあとの位置です。
  3. 終了位置 [O]いらない部分の終わりで押します(O)。
  4. 黄色の帯選んだ範囲がタイムラインに黄色で表示されます。
  5. この区間をカットする [R]押すと、選んだ範囲がカットとして登録されます。
  6. 指定を取り消す決めた開始・終了をやめたいときに押します(Esc でも同じ)。登録済みのカットは消えません。
  7. ×(開始・終了の右)開始だけ、終了だけを取り消せます。取り消したあと、もう一度その位置を決め直せます。
カットは、重ねて登録しても大丈夫ですすでに登録したカットと重なる(接する)範囲をカットすると、1 つのカットにまとまります(ステータスバーに「…1 つにまとめました」と出ます)。Ctrl+Z(元に戻す)1 回で、まとめる前に戻せます。

同じようにして、間違えて開いたヘルプの部分もこの区間をカットする [R] で登録します。登録すると、タイムラインが色分けされます。

2 つのカットを登録したところ
  1. 赤 = カット(1 つ目)読み込み待ちの後ろ側です。この部分は書き出した動画から消え、待ち始めの 1.5 秒ほどだけが残ります。
  2. 赤 = カット(2 つ目)間違えて開いたヘルプの部分です。まるごと消えます。
  3. カット区間登録したカットの一覧です(右側の切り替えボタン。数字は件数)。ダブルクリックで直せます。
▶ 動く図: カットで、動画はこう変わります
ボタンを押して、今回の 2 つのカットを順に当ててみてください。
00:0000:36.0
元の動画の長さは 36.0 秒です。
カットで消える部分
待ったことを見せたいときは待ち始めの少しだけを残して、そのあとからカットを始めます。「見せる必要がまったく無い」部分は、全部をカットします。

カットをスキップして再生する

登録したカットは、書き出す前に、プレビューで確かめられます。再生バーの右端の カットをスキップ をオンにして ▶ 再生 を押すと、カットした部分を飛ばして再生します。オフのときは、カットしていない元の動画のまま再生します。

[カットをスキップ]をオンにして再生しているところ(カット 1 つ目の部分が飛ばされています)
  1. カットをスキップオンにすると、再生でカットの部分を飛ばします。
  2. ◀ カット前のカットの位置(カットの開始)へ移動します。
  3. カット ▶次のカットの位置へ移動します。
  4. ステータスバーオンにしたときの案内が出ます。
飛ばす位置では、映像・音が一瞬途切れることがありますプレビューの[カットをスキップ]は、カットの部分を飛ばして再生するだけです。書き出した動画につなぎ目に入るクロスフェード(3-6)や音のつなぎ目は、プレビューには出ません。仕上がりは、書き出した動画で確かめてください。まだカットしていない候補(解析候補)は飛ばしません。

3カットを確定する

カットが終わったら、プレビューの上の右端にある 字幕・図形へ進む → を押します(カットが 1 つも無くても、そのまま進めます)。出来上がりの長さを確かめて OK を押します。

36 秒の動画が 25.3 秒になりました
  1. 編集後の動画の長さカットした後の長さです。
  2. 保存先まだ一度も保存していないときは、ここに保存します(下の説明)。
  3. OK押すと字幕・図形の編集に進みます。
カットの作業は、ここで自動的に保存されます録画した直後や動画を開いた直後で、まだ一度も保存していないときは、OK を押すとプロジェクトを保存してから字幕編集へ進みます。保存先は録画のフォルダーの「日時_プロジェクト名.mvsproj.json」です。同じ名前のファイルがあるときなどは、保存先を選ぶ画面が出ます(そこで取り消しても字幕編集へは進みます。後で Ctrl+S で保存してください)。一度保存したプロジェクトは、今までどおり Ctrl+S で保存します。
▶ 動く図: なぜ「カット → 字幕」の順番なの?

4字幕・図形を付ける

字幕も、カットと同じように始まりと終わりを決めてから追加します。プレビューの上には「字幕を手動で追加するか、[Geminiで字幕を作る]で作成できます。字幕や図形を付けない場合は、そのまま[書き出し]できます。」と案内が出ます。

  1. 字幕を出し始めたい場所で 表示開始 [I]、消したい場所で 表示終了 [O] を押します(決めなければ、今の場所から 3 秒間)。
  2. 字幕を追加 [T] を押し、文字を入れて OK を押します。
字幕の追加画面
  1. 文字字幕の文字を入れます。Enter で改行、Ctrl+Enter で決定です。
  2. 開始・終了[表示開始 I][表示終了 O]で決めた時刻が入っています。ここで直すこともできます。
  3. 表示位置画面の下(ふつう)・中央・上から選びます。
  4. OK字幕が追加されます。
字幕を追加したところ(字幕・図形の編集)
  1. 作業の流れと次にすること「字幕・図形」の段階にいることと、次の操作の案内が出ます。この段階では、カットは変更できません。変えたいときは右の カットを見直す...(3-15)。
  2. プレビューの字幕書き出す動画と同じ位置に字幕が見えます。
  3. タイムラインの字幕青緑の帯が字幕です。
  4. 字幕・図形の操作表示の開始・終了を決めて、字幕を追加 [T]・図形を追加 [G](矢印や四角)を入れます。Gemini で字幕を作る... は、AI に字幕の案を作ってもらうときに使います(3-7)。
  5. 字幕の一覧と、選んだ字幕の編集欄字幕を選ぶと、下の欄で文章・時刻・位置・大きさを直せます(3-8)。
動画の冒頭にタイトルを付けたいとき共通バーの タイトル… を押すと、黒い背景に白い文字のタイトルを、動画の最初に入れられます(カット編集中でも字幕・図形の編集中でも使えます)。付けるかどうかは自由で、付けなくても書き出せます。くわしくは3-10です。
字幕を 1 つずつ入力しなくても動画の内容が長いときは、Gemini に字幕の案を作ってもらうこともできます。字幕のない動画を作って Gemini に見せ、返ってきた文を貼り付けるだけで、字幕がまとめて入ります(取り込んだ後も、手動の字幕と同じように直せます)。

5動画を書き出す

右上の 書き出し ▾ →[動画(MP4)...]を選びます。保存する場所とファイル名を聞かれるので、そのまま 保存 を押します(プロジェクトのフォルダーに 元の名前_edited.mp4 で保存されます)。

保存の画面(下の部分)
  1. ファイル名最初から名前が入っています。変えなくてかまいません。
  2. 保存書き出しが始まります。数十秒〜数分かかります。

書き出しが終わると、次の画面が出ます。OK を押すと、動画のあるフォルダーが開きます。

書き出しの完了
  1. 書き出したファイル完成した動画の場所です。この動画をコピーして配ります。
  2. OKフォルダーを開きます。開かないときは[キャンセル]。
タイトルを付けたときは書き出した動画は、タイトルの秒数ぶんだけ長くなります(本編の長さ + タイトルの秒数)。字幕・図形は、そのぶん後ろで表示されます(3-10)。
ここまでで完成です最後に Ctrl+S(共通バーの 保存)でプロジェクトを保存しておくと、あとで字幕を直したり、別の版を作ったりできます。

6続きから編集する

次にアプリを起動すると、プロジェクト一覧に今回の録画が出ます(開始画面の「最近のプロジェクト」からも開けます)。行をダブルクリックすると、続きから編集できます。

録画と編集が並んだプロジェクト一覧
  1. 録画の行(太字)録画した動画 1 本です。
  2. 編集の行その録画から作った編集です。ダブルクリックか 選択した編集を開く で開きます。
  3. 選択した編集を開く選んだ行を開きます。
  4. その他 ▾新しい編集・複製・名前の変更・エクスポート・削除などをまとめています。同じ録画から別の版(初心者向け・短縮版など)も、ここから作れます(3-15)。

2. 画面の見方

画面のモード(簡易モード・全機能モード)

このアプリには 2 つの画面のモードがあります。はじめて使う方が迷わないよう、最初は簡易モードで起動します。

モード使える機能
簡易モード(はじめの設定)録画・カット・解析候補([簡易解析]と、Gemini に聞く[AI に聞く…])・字幕(Gemini で字幕を作るを含む)・図形・動画(MP4 / GIF)の書き出し・プロジェクト一覧
全機能モード簡易モードの機能に加えて、画像作成(手順書用の画像。前後比較・注釈・画像の書き出し)、AI 連携のメニュー(手順書画像のキャプション生成・カットの見直しなど)
全機能モード + 外部文書作成連携を有効にしたときさらに、Word などの文書づくり向けの文書作成用データの書き出し・その依頼文・画像ごとの章 / 操作文 / 補足の入力欄(3-12)。はじめは無効です。

切り替えは、メニュー[ツール]→[設定]→[操作・その他]タブの「画面のモード」で選び、OK(保存) を押します。アプリを起動し直さなくても、すぐに切り替わります。

[設定]→[操作・その他]で全機能モードを選んだところ
  1. 操作・その他このタブに「画面のモード」があります。
  2. 簡易モードはじめの設定です。
  3. 全機能モード選ぶと、この設定画面にも[前後フレーム][プロンプト]のタブなどが出ます。
  4. OK(保存)押すと主画面が切り替わります。

主画面

主画面は、上から「共通バー」「作業の流れと次にすること」「プレビュー」「操作」「タイムライン」の順に並んでいます。右側には、今の段階に必要な一覧が出ます。番号にマウスを乗せると、その場所が光ります。

主画面(カット編集中・簡易モード)
  1. 共通バー左に[プロジェクト][保存][元に戻す][やり直し][タイトル…]、右端に 書き出し ▾(動画・GIF など)です。タイトル… は動画の最初に入れるタイトルです(3-10。付けると ✓ タイトルあり になります)。[プロジェクト]で一覧に戻れます。録画・動画を開く・設定・ヘルプは、メニューや開始画面から使います。
  2. 作業の流れと次にすること「素材 → カット → 字幕・図形 → 書き出し」のうち今の段階が青く出て、その下に次の操作が案内されます。右の 字幕・図形へ進む → で次の段階へ進みます(字幕・図形の編集中は カットを見直す...)。
  3. プレビュー動画を表示します。字幕・図形の編集では字幕や図形も重ねて表示します。
  4. 再生と時刻再生・一時停止、1 コマずつの移動、前後のカットへの移動([◀ カット][カット ▶])、今の時刻です。右端の カットをスキップ をオンにすると、カットの部分を飛ばして再生します(1-2)。
  5. 操作カット編集では開始・終了を決めて、カットを登録します(開始・終了の右の × で、その指定だけを取り消せます)。字幕・図形の編集では字幕・図形の操作に替わります。
  6. 右側の一覧上の切り替えボタンで、カット区間・解析候補・詳細(カット編集)/字幕・図形・詳細(字幕・図形編集)を切り替えます。数字は登録した数で、空のときは使い方の案内が出ます。一覧で選んだ行は、タイムラインでも太い枠で強調されます。
  7. タイムライン動画全体の時間の流れです。カット・字幕・図形の位置が色で表示されます。
  8. ステータスバー左に操作の結果、右に FFmpeg の状態、画面のモード(簡易モードのときだけ「簡易モード」)、アプリのバージョン(v1.17.3)が出ます。

全機能モードでは、次のものが加わります(3-11)。

流れの表示は、押しても進みません「素材 → カット → ...」は今の位置を示す表示で、押しても段階は変わりません。段階を進めるときは、字幕・図形へ進む → など、確認のあるボタンを使います(カットの確定や保存の確認を飛ばさないためです)。

タイムラインの色

タイムラインは色で意味を表しています。

タイムライン(字幕・図形の編集中。カットした部分は斜線で表示されます)
  1. 赤カットで消える部分(1 つ目)
  2. 赤カットで消える部分(2 つ目)
  3. 青緑字幕
  4. 黒い縦線今の再生位置

このほか、青(簡易解析の候補)・赤紫(図形)があります。全機能モードでは、紫(AI の候補)と、緑の ▼ と番号(手順書画像の位置)も出ます。候補は[カットする]で確定するまで動画に影響しません。

バージョン情報・取扱説明書・ライセンス

メニュー[ヘルプ]には、次の項目があります。

[ヘルプ]→[バージョン情報...]
  1. バージョンと著作権アプリのバージョン(v1.17.3 など)と © ja1bus が出ます。
  2. ライセンスこのアプリのソースコードは MIT License で公開しています。含まれる第三者のソフトウェア(.NET・NuGet パッケージ)は、それぞれのライセンスに従います。FFmpeg は含まれていません(3-1)。
  3. 公開リポジトリを開く / MIT License の全文を表示 / 第三者のソフトウェアの表記を開くソースコードの公開ページ、ライセンスの全文、第三者の表記を開きます。
  4. 閉じるこの画面を閉じます。

3. やりたいこと別の手順

「はじめての 5 分」で通して行った操作を、もう少し詳しく説明します。やりたいことの見出しから読んでください。

3-1. FFmpeg を用意する(最初に 1 回だけ)

このアプリは、動画の読み込み・録画・書き出しに FFmpeg(エフエフエムペグ)という無料のツールを使います。FFmpeg はアプリに入っていないので、別に用意します。

  1. 社内の手順に従って FFmpeg(ffmpeg.exe と ffprobe.exe)を入手します。字幕を焼き込むため、full build など字幕機能(libass)入りのものを選んでください。
  2. PATH が通っていれば、アプリが自動で見つけます。見つからない場合は、メニュー[ツール]→[設定]→[FFmpeg]タブで場所を指定します。
  3. 見つかると、主画面の右下(ステータスバー)に FFmpeg のバージョンが出ます。
設定画面の[FFmpeg]タブ
  1. ffmpeg.exe / ffprobe.exe参照... で FFmpeg の場所を指定します。空欄なら PATH から探します。
  2. 再検出 / 指定をクリア指定を変えたら 再検出 を押します。
  3. 検出状態見つかった FFmpeg とバージョンが出ます。「見つかりません」と出たら、①の場所を見直してください。
起動直後に「FFmpeg を確認しています」と出たら一度見つけた FFmpeg は記録しておき、次からはすぐ使えます。起動直後に確認中と出た場合は、数秒待ってからもう一度操作してください。

3-2. 録画する範囲を決める

録画画面で「範囲を指定」を選ぶと、画面に赤い枠が出ます。枠の内側だけが録画され、外側は暗く表示されます(暗い部分・枠・つまみは録画に写りません)。ふだんは、枠をドラッグして位置と大きさを決めます。大きさをそろえたいときだけ、録画画面の「サイズ」「向き」を使います。

✥ 移動 1280×720・横16:9 ✥ 1 2 3 4 5
録画範囲の枠(説明のための図です)
  1. 「✥ 移動」の帯ドラッグすると、大きさはそのままで枠を移動します。帯には、今の枠の大きさと、縦横比の状態(「1280×720・横16:9」「594×1056・縦9:16」「1000×500・自由サイズ」など)も出ます。枠を画面の上端に寄せると、帯は枠の内側に移ります。
  2. 中央の ✥ここをドラッグしても枠を移動できます。
  3. 白い四角いつまみ辺・角のつまみをドラッグすると、大きさが変わります。規格サイズを選んでいる間は、縦横比を保って大きくなったり小さくなったりします(下の説明)。
  4. 枠の内側中央の ✥ 以外は、下にあるアプリをそのままクリックして操作できます。
  5. 暗い部分録画されない場所です。

サイズと向き(録画画面)

「範囲を指定」を選ぶと、録画画面にサイズと向きの行が出ます(「ウィンドウ」「モニター全体」では出ません)。選んでいるボタンは、✓・太い枠・薄い青の背景で分かります。

向きを「縦」にしたところ(サイズのボタンも縦の大きさに変わります)
  1. サイズ1280×720 1920×1080(縦のときは 720×1280 1080×1920)は規格サイズです。選ぶと、今の枠の中心を保ったままその大きさになり、縦横比が固定されます。自由サイズ は、今の枠のまま、固定をやめます。
  2. 向き横(16:9)と 縦(9:16)を切り替えます。今の枠の幅と高さを入れ替えて、すぐに枠へ反映します(適用 は不要です)。規格サイズを選んでいるときだけ使えます(自由サイズでは灰色になり、最後に選んだ向きを覚えています)。
  3. 幅・高さ今の枠の大きさが、いつも数字で出ます。数字を入れて 適用 を押すと、その大きさになり、自由サイズに戻ります(縦横比の固定は外れます)。
やりたいこと操作
16:9 の普通の画面を、決まった大きさで録る1280×720 か 1920×1080 を押す
スマートフォンのような縦の画面を録る向きを 縦 にして、720×1280 か 1080×1920 を選ぶ
比率を保ったまま、枠を大きく・小さくする規格サイズを選んでから、枠の角や辺をドラッグする
好きな比率の枠にしたい自由サイズ を押す(または、幅・高さを入れて 適用)
録画中の操作方法
一時停止・再開Ctrl+Shift+F8(一時停止していた時間は録画に入りません)
停止Ctrl+Shift+F9、または録画中に出る小さなコントローラーの ■
録画を始めたら枠は動かせません範囲は録画を始めたときに決まります。録画中にウィンドウを動かしても、枠はついて行きません。サイズ・向きのボタンも、録画が始まると使えなくなります。
縦の動画をつくるときは録画した動画の縦横の向きは、そのまま書き出し(MP4 / GIF)にも使われます。縦の動画も、カット・字幕・図形・タイトルを同じように付けられます。
ウィンドウ・モニター全体を録画する録画画面で「ウィンドウ」を選ぶと 1 つのウィンドウだけを、「モニター全体」を選ぶと画面全体を録画します。一覧に目的のものが無いときは 一覧を更新 を押してください。

音声は既定で「なし」です。説明の声を一緒に録りたいときだけ「マイク」を選びます(毎回「なし」から始まります)。

3-3. 録画済みの動画を開く・保存する・続きを開く

やりたいこと操作
録画済みの動画(MP4)を開く開始画面の 動画を開く(メニュー[ファイル]→[動画を開く]・Ctrl+O)、または動画ファイルを主画面へドラッグ&ドロップします。プロジェクト名を入れると、動画をプロジェクトのフォルダーへ移動してから開きます(コピーではありません)。
保存する保存(Ctrl+S)。はじめての保存では、保存先にプロジェクトのフォルダーが選ばれています。そのまま 保存 を押してください。まだ保存していなくても、カットを確定するときに自動で保存されます。
続きを開くプロジェクト一覧で行をダブルクリックします。メニュー[ファイル]→[プロジェクトを開く](Ctrl+Shift+O)で .mvsproj.json ファイルを選んでも開けます。
元の動画が見つからないと言われたメニュー[ファイル]→[動画ファイルを再指定]で、動画の場所を指定し直します。
操作を取り消す↶ 元に戻す(Ctrl+Z)。やり直しは Ctrl+Y です。
MP4(H.264 / AAC)がおすすめですほかの形式でも開ける場合がありますが、うまく開けないときは MP4 にしてから開いてください。

3-4. 解析候補から、いらない部分を探す

右側の[解析候補]では、いらない部分の候補を探せます。長い動画のカットを手早く進めたいときに使います。「候補を探す:」の 2 つのボタンから選びます。

簡易解析の後(右は[解析候補]、タイムラインの青い帯が候補)
  1. 候補を探す: AI に聞く… / 簡易解析押すと候補が出ます。簡易解析は数秒〜数十秒かかります。
  2. 解析候補見つかった候補(未判断)の数が出ます。
  3. 絞り込み表示(未判断・却下・すべて)と出所(AI・ローカル)を選べます。
  4. 候補の一覧行をクリックすると、タイムラインの対応する帯が強調されます。ダブルクリックでその場所へ移動します。再生して、消してよいか確かめます。
  5. 青い帯タイムラインの候補の位置です。クリックすると、一覧の対応する行が選ばれます。

候補をカットにする

候補を選んで カットする(青いボタン)を押すと、その区間がカットとして確定します。複数の候補をまとめて確定することもできます。

候補をすべて選んだところ(件数と、短くなる時間が出ます)
  1. 候補を選ぶCtrl+クリックで追加、Shift+クリックで範囲を選びます。
  2. 選んだ件数と短くなる時間選ぶと、ここに出ます。
  3. カットする選んだ候補を、削除するカットとして確定します。複数のときは、件数と短くなる時間を確認する画面が出ます。
  4. 却下「カットしない」と決めた候補の記録です(書き出しには影響しません)。
  5. ▶ 試す選んだ候補をカットしたときの、つなぎ目の前後 3 秒を、仮に再生します(プロジェクトは変わりません)。
  6. 表示中をすべて選択一覧に出ている候補(採用済みを除く)をすべて選びます。
候補は「提案」です候補は、[カットする]で確定するまでカットになりません(書き出しにも反映されません)。画面が止まっていても、説明のために見せたい場面かもしれないので、必ず自分で確かめてから確定してください。信頼度は目安で、削除してよい確率ではありません。

簡易解析の強さ(慎重・標準・積極的)や、先頭に残す秒数は、設定の[自動解析]タブで変えられます。設定を変えても、すでにある候補は変わりません(もう一度[簡易解析]を押します)。

3-5. 登録したカットを直す・消す

右側の[カット区間]で、登録したカットを選んで直します(カット編集の間だけ。字幕・図形の編集に進んだ後は、カットを見直す... から)。

カット区間の編集(行をダブルクリック、または 編集...)
  1. 開始位置・終了位置時刻を直接入れるか、現在位置 で今の再生位置にします。
  2. 出所・理由手動で登録したカットは「手動」、候補から確定したカットはその出所と理由が出ます(ここでは変えられません)。
  3. OK変更が反映されます。
古い「短縮」のカットについてv1.17 から、「短縮」は廃止しました。それ以前のプロジェクトを開くと、短縮のカットは、「先頭を残した後ろの部分を削除する」カットに自動で変わります(出来上がりは同じです)。

3-6. カットのつなぎ目(クロスフェード)

書き出すとき、カットのつなぎ目に 0.3 秒のクロスフェード(前の画面が薄くなりながら次の画面に切り替わる効果)を入れます。急に画面が飛ぶより、見る人が戸惑いません。

▶ 動く図: つなぎ目の切り替わり方

3-7. Gemini で字幕を作る

字幕を 1 つずつ入力する代わりに、ブラウザーの Gemini に動画を見せて、字幕の案(SRT)を作ってもらい、それを取り込みます。Gemini の API やブラウザーの自動操作は使いません。コピーと貼り付けを、自分の手で行います。簡易モードでも使えます。

① 字幕なしの動画を準備→ ② Gemini を開いてプロンプトをコピー→ ③ 回答を貼り付け→ ④ 検証して取り込み

字幕・図形の編集で、プレビューの下の Gemini で字幕を作る... を押すと、専用の画面が開きます。メニューの[編集]からも開けます。

時間軸は「カット後の動画」ですGemini に見せる動画は、カットを反映した、字幕なしの動画です(完成動画の本編と同じカット・つなぎ目。タイトルは入れません)。そのため、Gemini が返す時刻は、そのまま字幕の時刻(本編の時刻)として使えます。3-14 の AI 連携(Gemini Chat)はカット前の元の動画の時刻を使う別の機能です。混同しないでください。

手順

  1. 字幕依頼用の動画を準備します。動画を準備する を押すと、カット後の動画を、字幕・図形なしで作ります(数十秒〜数分かかることがあります。途中で止めることもできます)。
  2. Gemini を開いて、プロンプトをコピーします。Gemini を開く → プロンプトをコピー の順に押します。
  3. Gemini に貼り付けて送信します。プロンプトの「今回の動画の内容」を書き換え、準備した動画のファイルを添付して送信します。
  4. Gemini の回答をコピーして、この画面に貼り付けます。クリップボードから貼り付け を押します(Ctrl+V でも貼れます)。回答欄に文字が入っているときは、置き換わります。回答は全文でも、SRT だけでも構いません。
  5. 検証して、取り込みます。貼り付けると、すぐに検証されます。問題がなければ 字幕を取り込む を押します。
① 動画を準備して、② プロンプトをコピーしたところ
  1. 準備した動画長さと、保存した場所(プロジェクトのフォルダーの中の caption-requests)が出ます。この動画を Gemini に添付します。
  2. 保存場所のフォルダーを開く・作り直す添付するときのファイルの場所は、フォルダーを開いて確かめられます。カットを変えたあとは、作り直す で動画を作り直します。
  3. Gemini を開く・プロンプトをコピーコピーしたら、Gemini に貼り付けます。プロンプトの内容は[設定]→[プロンプト](全機能モード)で変えられます。
  4. クリップボードから貼り付け③の回答欄を、クリップボードの文字に置き換えます。

検証でわかること

貼り付けた回答は、手動で付ける字幕と同じ規則で確かめます。問題があると、黙って直したり削除したりせず、すべての問題を行番号つきで出します。Gemini に直してもらうか、回答欄の文を直してから、もう一度貼り付けてください。

問題があるとき(取り込めません)
  1. 貼り付けの結果何文字を貼り付けたかが出ます。クリップボードに文字が無いときは、回答欄はそのままで案内が出ます。
  2. 回答欄貼り付けた文です。コードブロック(```srt ... ```)の中の SRT だけを読み取ります。周りの説明文は使いません。
  3. 問題の一覧何行目の、何番目の字幕が、なぜだめかが出ます。字幕どうしの重なり・動画の長さを超える終了時刻・短すぎる表示時間(0.2 秒未満)・長すぎる文字数(200 文字)・多すぎる行数(3 行)などを確かめます。
  4. 字幕を取り込む問題があるあいだは押せません。
問題がないとき(取り込めます)
  1. 回答欄Gemini の回答の全文を貼り付けた例です。表や説明があっても、SRT の部分だけが使われます。
  2. 検証の結果見つかった字幕の数が出ます。
  3. 置き換えの案内今ある字幕は、取り込む字幕にすべて置き換わります。自動でまとめる(マージ)ことはしません。
  4. 字幕を取り込む押すと、次の確認が出ます。

取り込み

字幕が 1 件でもあるときは、置き換えてよいかを確認します。OK を押すと、字幕がまとめて入れ替わります。取り込みは 1 回の操作として扱われるので、Ctrl+Z(元に戻す)1 回で、取り込む前の字幕に戻せます。

字幕の置き換えの確認
  1. 置き換わる件数今の字幕の数と、取り込む字幕の数が出ます。
  2. OK置き換えます。やめるときは キャンセル(何も変わりません)。

取り込みに成功すると、続けて字幕依頼用の動画を削除するかどうかを聞かれます。

字幕依頼用動画の削除の確認
  1. 対象のファイル削除されるのは、このアプリが作った、この 1 つのファイルだけです(フルパスが出ます)。元の動画・完成動画・プロジェクトは削除しません。
  2. 削除するふつうはこちらです(Enter でも選べます)。必要になれば、動画はもう一度作れます。
  3. 削除しないこの動画を別の用途に使うときだけ選びます。
取り込んだ後の主画面
  1. 次にすること取り込んだ直後は、「取り込んだ字幕を再生して確認し、文章や表示時間を調整してください。」と案内が出ます(文章や時刻を直すと、ふつうの案内に戻ります)。
  2. 取り込んだ字幕[字幕]の一覧に並びます。手動の字幕と同じように、選んで下の欄で文章や時刻を直せます。
  3. Gemini で字幕を作る...もう一度作りたいときは、ここから開きます。
  4. ステータスバー取り込んだ件数と、動画を削除したかどうかが出ます。
知っておくこと
  • 取り込んだ字幕の見た目(色・フォント・位置・大きさ)は、アプリの字幕の設定が使われます。Gemini には、見た目を提案させません(3-8)。
  • Gemini の回答には、聞き間違いや時刻のずれが混じることがあります。取り込んだ後に、必ずプレビューで確かめて直してください。
  • 字幕依頼用の動画は、完成動画の書き出しには使いません(完成動画は、元の動画から改めて作ります)。タイトルを付けていても、依頼用の動画には入りません。タイトルを付けたり直したりしても、準備した動画は使えなくならず、字幕の時刻も変わりません。
  • カットを変えたり、別の編集を開いたりすると、準備した動画は使えなくなります。古い動画が残っているときは、画面に件数が出て、確認して削除... で 1 つずつ確認しながら削除できます。
  • 字幕依頼用の動画は、プロジェクトのフォルダーの中の caption-requests フォルダーに作られます(v1.17 から。5-1)。プロジェクトを一度も保存していないときは、先に保存してください。

3-8. 字幕の文章・時刻・位置・大きさ・見た目を変える

字幕 1 つずつの文章・時刻・位置・大きさは、右側の「選択中の字幕」の欄で変えられます(字幕・図形の編集)。字幕の作り方は、手で付ける方法(はじめての 5 分)のほかに、Gemini に案を作ってもらう方法もあります。

右側の「選択中の字幕」の欄(字幕・図形の編集)
  1. 文章字幕の文字です。改行できます。字幕の一覧で選ぶか、タイムラインの字幕をクリックするか、その字幕が出ている場所へ移動すると、その字幕が選ばれます。
  2. 開始・終了編集後(カット後)の動画の時刻です。1:23.4 のような書き方でも入れられます。現在位置 を押すと、今の再生位置が入ります([変更を反映]で確定します)。
  3. 変更を反映 / 入力を戻す文章・時刻の変更を反映します(Ctrl+Z で元に戻せます)。入力欄を離れたときや Enter(文章の欄は Ctrl+Enter)でも反映します。入力を戻す(Esc)で、反映していない入力を捨てます。
  4. 表示位置・文字サイズ画面の上・中・下と、文字の大きさです。操作しているボタンを字幕が隠してしまうときは、位置を変えます。その場で反映されます。
  5. 上下の位置調整▲▼ でその字幕だけを少しずつ上下にずらします。0 で戻ります。
入力したのに反映されていないとき文章や時刻を直すと、欄の下に「未反映の入力があります。」と出ます。変更を反映 を押すか、入力欄から離れると反映されます。形式が正しくない入力(例: 時刻が abc)は反映されず、理由が赤字で出ます(入力は消えません)。このまま別の字幕を選ぼうとすると、「この入力を破棄して別の字幕を選ぶか、今の字幕に留まるか」を確認します。
なお、字幕の行をダブルクリックすると、その字幕の開始位置へ移動します(直すのは右側の[選択中の字幕]の欄です)。

すべての字幕に共通の見た目(色・背景・フォント)は、メニュー[編集]→[字幕の設定(見た目・フォント・余白)...](設定画面の[字幕]タブ)で選びます。すべてのプロジェクトに共通の設定です。

設定画面の[字幕]タブ。下に、書き出しと同じ方法で描いた確認画像が出ます
  1. 見た目下の 4 種類から選びます。
  2. フォント既定はメイリオ。BIZ UDPゴシックは読み間違いが少なく、手順動画に向いています。
  3. 上下の余白字幕と画面の端の間隔です。
  4. 確認画像実際に書き出したときの見た目です。フォントが無いときは赤字で知らせます。
設定画面を開きます
白文字+黒の縁取り
画面を隠す面積が最も小さい
設定画面を開きます
白文字+半透明の黒帯(既定)
後ろが少し透けて見える
設定画面を開きます
白文字+黒背景
最も読みやすい
設定画面を開きます
黒文字+白背景
資料のような落ち着いた見た目

3-9. 動画に四角・矢印・モザイクを入れる

押すボタンを四角で囲む、矢印で指す、個人情報をモザイクで隠す、といった図形を動画に入れられます(字幕・図形の編集)。図形を出したい場所で 図形を追加 [G](プレビューの下)を押すと、その場面を背景に編集画面が開きます。

図形の編集画面(「勤怠申請」を四角で囲み、矢印で指したところ)
  1. ツール四角・矢印・直線・文字・モザイクを選んで、画面の上をドラッグして描きます。[選択]で動かしたり大きさを変えたりできます。
  2. 色・線幅・文字色(黒・赤・青)、線の太さ、文字の太さと大きさです。
  3. 表示する時間図形を出す時間です。字幕が出ている場所で開くと、その字幕と同じ時間が入ります。動画の最後まで出し続けるときは、終了に動画の最後の時刻(「編集後の長さ」に出ている時刻)を入れます。
  4. 描いた図形この位置に表示されます。
  5. OK(動画に反映)動画に入ります。Ctrl+Z で取り消せます。
図形を入れた後の主画面
  1. プレビュー図形と字幕が重なって見えます。字幕は図形に隠れません。
  2. 図形(右側の切り替えボタン)1 回の編集で描いた図形が 1 行になります。ダブルクリックで、その図形の位置へ移動します。
  3. 赤紫の帯図形を表示する時間です(モザイクを含むと斜線)。
  4. 図形を追加 [G]もう一度押すと、別の図形を追加できます。

図形の時間を直す・描き直す

右側の[図形]の一覧で図形の行を選ぶ(またはタイムラインの図形をクリックする)と、下の「選択中の図形」で、表示する時間を直せます。描き直すときは 図形再編集 を押します。

図形の行を選んだところ(字幕の欄と同じ並びです)
  1. 図形の一覧行を選ぶと、下の欄に時間が出ます。ダブルクリックで、その図形の位置へ移動します。
  2. 図形再編集 / 削除 / 開始位置へ移動図形再編集 は、図形の編集画面を開いて、描き直します。
  3. 開始・終了図形を表示する時間(編集後の動画の時刻)です。現在位置 で今の再生位置が入ります。
  4. 変更を反映 / 入力を戻す時間の変更を反映します(Ctrl+Z で元に戻せます)。反映していない入力があるときは、別の図形を選ぶ前に確認が出ます。
図形は画面の動きについて行きません画面がスクロールしても、図形やモザイクは描いた位置に残ります。モザイクで個人情報を隠すときは、隠したい情報が映っている時間をすべて覆っているか、書き出した動画で確かめてください。

3-10. 動画の冒頭にタイトルを付ける

動画の最初に、黒い背景に白い文字のタイトルを入れられます(「休暇申請の手順」のような、動画の名前に使います)。簡易モードでも全機能モードでも、カット編集中でも字幕・図形の編集中でも使えます。動画を開いた後で、いつでも付けたり外したりできます。

主画面の上の共通バーの タイトル… を押すと、「動画のタイトル」の画面が開きます。

「動画のタイトル」の画面
  1. タイトルの文章タイトルにしたい文章を入れます。Enter で改行できます(画面は閉じません)。Ctrl+Enter で決定します。最大 2 行です。
  2. クリア文章を消します。OK を押すと、タイトルなしになります(キャンセル なら、元のままです)。
  3. フォント・文字サイズフォントは、字幕と同じ一覧から選びます(はじめはメイリオ)。文字サイズは 48〜120 から選びます(はじめは 72)。選ぶと、1 行に入る文字数の目安が出ます。
  4. 表示時間タイトルを出す長さです。1〜5 秒から選びます(はじめは 2 秒)。
  5. フェードインチェックを入れておくと、タイトルのあとで本編が黒から明るくなります(0.3 秒)。
  6. 長さの表示本編の長さと、タイトルを足した完成動画の長さです。
  7. プレビュー完成動画の最初の画面です。入力するたびに変わります。書き出した動画も、同じ見た目になります。
  8. OK押すと、まとめて反映されます。

タイトルを付けると、共通バーのボタンが ✓ タイトルあり(薄い青)に変わります。マウスを乗せると、タイトルの文章・表示時間・フェードの有無が出ます。もう一度押すと、同じ画面で直せます。

タイトルを付けた主画面(上の部分)
  1. ✓ タイトルありタイトルが付いています。ボタンの大きさは変わりません。
  2. 本編と完成動画の長さ右側の一覧の上に、カットした後の「本編」の長さと、タイトルを足した「完成動画」の長さが出ます。

完成動画では、こう並びます

タイトルは、完成動画のいちばん前に足されるだけです。本編を編集するときの時間(再生・シーク・タイムライン)には入りません。

完成動画(タイトル 2 秒・フェードあり) タイトル 本編(カットした後の動画) 0 秒2 秒7 秒10 秒 字幕(7〜10 秒) 本編(編集のときの時間) 字幕(5〜8 秒) 0 秒5 秒8 秒
時間の並び(説明のための図です)

入りきらないとき・外したいとき

文章が 2 行に入りきらないと、画面に注意が出て、OK を押しても反映されません。文章を短くするか、改行を減らすか、文字サイズを小さくしてください(勝手に切り捨てることはしません)。

2 行に入りきらないとき
  1. 注意何行になるかが出ます。このままでは OK は反映されません。
文字の位置は決まっています文字は白・太字で、画面の上から約 1/3 の高さに、中央揃えで出ます(幅は画面の 80% まで)。位置や色は変えられません。フォントと文字サイズだけ選べます。

3-11. 手順書用の画像を作る全機能モード

動画とは別に、紙やスライドの手順書に貼る静止画を作れます。カット編集・字幕・図形の編集のどちらでも使えます。全機能モードで使えます(簡易モードでは出ません)。

画像を作るときは、作業の流れの左にある 画像作成 を押します。右側が画像の一覧に替わり、プレビューの下に画像を追加するボタンが出ます。画面の上の流れは「素材 → 画像追加 → キャプション・注釈 → 書き出し」になり、「動画の位置を選んで[この位置を画像に追加]を押し、キャプションや注釈を整えて書き出します。」と案内が出ます。動画編集 を押すとカットや字幕の画面に戻ります。どちらに切り替えても、カットや字幕などの編集は変わりません。

[画像作成]にしたところ(まだ画像が無い状態)
  1. 動画編集 / 画像作成画面を切り替えます。今の側が青く出ます。
  2. 作業の流れ画像作成では「素材 → 画像追加 → キャプション・注釈 → 書き出し」です。
  3. 次にすること今の状態に合わせた案内です。
  4. この位置を画像に追加 [C]今の画面を画像として登録します。キーボードの C でも登録できます。
  5. 画像の一覧画像が無いときは、追加のしかたの案内が出ます。
  1. 載せたい場面で この位置を画像に追加 [C] を押します。
  2. 右の画像のカードに、説明文(キャプション)を入れて Enter。ファイル名は「連番_キャプション.png」(例: 001_休暇の申請画面.png)になります。
  3. 必要なら、前後の画像から選び直したり(前後比較)、印を付けたり(注釈)します。
  4. 右上の 書き出し ▾ →[画像(手順書画像)...]で画像ファイルにします。Word などの文書づくりにつなげるときは、[文書作成用データを書き出す...]を使います(設定で有効にした場合だけ。3-12)。

画像はカット前の元の動画から切り出すので、カットで消した部分の画面も使えます。C キーは、画像作成に切り替えていなくても、カット・字幕の編集中にそのまま使えます(画面は切り替わらず、下のステータスバーに登録した旨が出ます)。

章・操作文・補足を入れる(外部文書作成連携を有効にしたとき)

Word などの文書(3-12)に載せる文を、動画を見ながら決めておけます。設定で外部文書作成連携を有効にしている場合だけ、画像のカードに 手順書の文 の欄が出ます(はじめは出ません)。開いて入れます。入れなくても書き出しはできます。

画像のカードで、手順書の文を開いたところ(外部文書作成連携を有効にした場合)
  1. 章の表示章の名前を入れた画像に出ます。ここから新しい章が始まります。
  2. 手順書の文押すと開きます。何か入っていると、見出しに入っている項目が出ます。
  3. 章この画像から新しい章を始めるときだけ、章の名前(例: 休暇を申請する)を入れます。次に章の名前がある画像までが 1 つの章です。
  4. 操作文手順の文です。「「保存」をクリックする。」のように、1 つの操作を 1 文で書きます。
  5. 補足確認ポイントとして手順の下に出す文です。複数行書けます(Ctrl+Enter で確定)。
  6. 書き出し ▾[文書作成用データを書き出す...]はここにあります(3-12)。

ぶれた画像を選び直す(前後比較)

メニューが開く途中やマウスが動いている途中の画像は、ぶれていることがあります。カードの 前後比較 で、前後の画像から選び直します。

前後比較の画面
  1. 前後の画像登録した時刻の前後の画像です。きれいな 1 枚をクリックで選びます。
  2. 登録時刻緑の枠が今の画像です。
  3. 前の範囲・次の範囲もっと前・後の画像を見ます。
  4. 間隔並べる画像の時間の間隔です。
  5. この画像を使う選んだ画像に変わります(ダブルクリックでも決定)。

画像に印を付ける(注釈)

カードの 注釈を編集 で、四角・矢印・直線・文字・モザイクを付けられます。

注釈の編集画面(「区分」の欄を四角で囲み、矢印で指したところ)
  1. ツール使い方は動画の図形と同じです。
  2. 色・線幅・文字
  3. 保存先上書きする画像ファイルです。
  4. 描いた注釈
  5. 表示画像の拡大・縮小です。細かい場所を描くときに使います。
  6. 保存(上書き)書き出した画像に注釈を描き込みます。
ツール使い方
四角ドラッグで枠線を描きます。
矢印・直線始点から終点へドラッグします。
文字クリックして文字を入れます。
モザイク隠したい範囲をドラッグします。元の文字は読めなくなります。
選択クリックで選び、ドラッグで移動、つまみで変形します。矢印キーで 1px、Shift+矢印キーで 10px 動きます。

注釈はプロジェクトにも記録されます。画像を書き出し直しても、注釈は付いたままです。手順書画像の注釈は、線の太さが最初から「太」になっています(手順書に貼って縮小しても見えるように)。

画像を書き出す

[書き出し ▾]→[画像(手順書画像)...]を押したところ
  1. 書き出す場所ふつうはプロジェクトのフォルダーの中の images です。
  2. はいこの場所に書き出します。別の場所にするときは[いいえ]。

今回の書き出しに含まれない古い連番画像があると、ごみ箱へ移すかを尋ねます(手順書に古い画像が混ざらないようにするため)。

3-12. Word などの文書づくりにつなげる(外部文書作成連携)設定で有効にしたとき

はじめは使えません(無効になっています)この機能は、必要な方だけが設定で有効にします。有効にしないと、[文書作成用データを書き出す...]・その依頼文・画像ごとの章 / 操作文 / 補足の入力欄は出ません。通常の画像の書き出し(3-11)には影響しません。

画像と、説明のデータ(キャプション・章・操作文・字幕など)を、決まった形のフォルダーに書き出します。このアプリ自身は Word の文書を作りません。Word の文書にするには、別途、対応するツールやスキルが必要です。例として、Claude Code のスキル tejunsho-gui-docx に渡すと、画像入りの Word(docx)の手順書を作れます(スキルはこのアプリに入っていません)。

有効にする

  1. メニュー[ツール]→[設定]→[操作・その他]を開き、[詳細・外部連携](折りたたみ)を開きます(簡易モードからでも開けます)。
  2. 「外部ツール向けの文書作成用書き出しを有効にする」にチェックを入れ、OK(保存) を押します。再起動は要りません。
  3. 書き出しは全機能モードで使えます。簡易モードのときは、画面のモードを全機能モードにします(チェックを入れても、画面のモードは自動では変わりません)。
[設定]→[操作・その他]の[詳細・外部連携](チェックを入れたところ)
  1. 操作・その他このタブの中にあります。
  2. 詳細・外部連携折りたたみです。押して開きます。簡易モードでも全機能モードでも開けます。
  3. 有効にするチェックチェックを入れると有効になります(はじめは外れています)。
  4. 説明画像と説明データを出力すること、Word 文書の生成には別途対応するツールやスキルが必要なことが書かれています。
  5. OK(保存)押すとすぐに反映されます。キャンセルしたときは変わりません。
画面のモード設定文書づくり向けの機能
簡易無効出ません
簡易有効設定は保たれますが、出ません(全機能モードにすると使えます)
全機能無効出ません(画像作成・画像の書き出しなどは使えます)
全機能有効使えます

無効にしても、入れた章・操作文・補足や、編集した依頼文は消えません(見えなくなるだけで、有効に戻すとそのまま使えます)。

書き出して、対応するツールに渡す

  1. 画像を登録し、キャプション(必要なら章・操作文・補足と注釈)を入れます。
  2. 右上の 書き出し ▾ →[文書作成用データを書き出す...](またはメニュー[書き出し]から)を押し、書き出す場所を確かめて はい を押します。
  3. 完了の画面で 依頼文をコピー を押し、対応するツール(例: Claude Code)に貼り付けて送ります。
  4. ツールが短い確認表(章の分け方・使わない画像・操作文など)を出すので、確かめて答えます。書き出した場所に Word の文書ができます(スキルを使う場合の例)。
文書作成用データの書き出しの完了画面
  1. 説明この画像と説明データを、対応するツールやスキルに渡すと Word などの文書を作れること、このアプリが文書を作るわけではないことが書かれています。
  2. 出力先書き出した場所です。ふつうはプロジェクトのフォルダーの中の tejunsho です。
  3. 依頼文対応するツール(Claude Code など)に送る文です。ふだんの置き場所(ビデオ\ManualVideoStudio)なら、場所は「~/Videos/ManualVideoStudio/…/tejunsho」の形になります(~ はユーザーのフォルダーのこと。この画像は撮影のために置き場所を変えています)。
  4. 別の PC で作るときの案内下の「別の PC で文書を作る」を見てください。
  5. 依頼文をコピーコピーしたら「コピーしました」と出ます。
  6. フォルダーを開く書き出した場所をエクスプローラーで開きます。

書き出すものは次のとおりです。

📁 tejunsho\ 手順書用の書き出し(プロジェクトのフォルダーの中)
📁 images\ 手順書画像(注釈を描き込み済み)
📄 capture-metadata.json キャプション・手順書の文・字幕などの記録(スキルが読む)
📄 meta.json 手順書の表紙・改訂履歴の下書き(題名はプロジェクト名)
📄 ○○.docx Claude Code が作った Word の手順書

別の PC で文書を作る

このアプリを使う PC と、Claude Code で手順書を作る PC が違うときは、次のようにします。

  1. 録画・編集は、ふだんの置き場所(C:\Users\<ユーザー名>\Videos\ManualVideoStudio\)のまま使います。
  2. 画像が暗号化される PC では、先に tejunsho\images の画像の暗号化を解除します。
  3. ManualVideoStudio フォルダーの中の、手順書にする録画のフォルダー(少なくとも tejunsho フォルダー)を、手順書を作る PC の同じ場所へフォルダーのままコピーします(リモートデスクトップのコピー&貼り付けで構いません)。違ってよいのはユーザー名の部分だけです。
  4. コピーした PC の Claude Code に、依頼文をそのまま貼り付けます。~ はその PC のユーザーのフォルダーとして読まれます。
zip にまとめないでくださいフォルダーのままコピーすれば、zip にまとめる必要はありません。暗号化されたファイルを zip にまとめると zip 自体も暗号化され、解除して展開しても、中のファイルは暗号化されたままです。
違う場所にコピーしてしまったときClaude Code は、~/Videos/ManualVideoStudio と、Claude Code を開いたフォルダーの中から、プロジェクト名が同じものを探します。見つからないときは場所を尋ねられるので、コピーした tejunsho フォルダーの場所を答えてください。

3-13. 動画・GIF を書き出す

右上の 書き出し ▾ を押すと、書き出しの種類を選べます(メニュー[書き出し]からも同じものを選べます)。

選ぶものできるもの保存される場所(既定)
動画(MP4)...カット・字幕・図形・クロスフェード・タイトルを入れた MP4プロジェクトのフォルダー(元の名前_edited.mp4)
GIF(Animated GIF)...同じ内容(タイトルも含む)の動く GIF(音声なし)プロジェクトのフォルダー(元の名前_edited.gif)
画像(手順書画像)...(全機能モード)手順書用の画像(PNG / JPEG。3-11)プロジェクトのフォルダーの images
文書作成用データを書き出す...(全機能モード・外部文書作成連携を有効にしたとき)画像と説明データ(3-12)プロジェクトのフォルダーの tejunsho

字幕や図形を付けなくても、カットを確定しなくても、そのまま書き出せます。

GIF の書き出し画面
  1. 品質ふつうは「標準」。ファイルを小さくしたいときは「軽量」、細かい文字を読ませたいときは「高品質」です。
  2. できあがりの情報大きさ・長さ・焼き込む字幕と図形の数です。タイトルを付けているときの「長さ」は、「本編 + タイトル ○ 秒」の合計です。
  3. 書き出し...保存する場所を選んで書き出します。

3-14. AI(Gemini Chat)に手伝ってもらう

解析候補の AI に聞く… から開きます(簡易モードでも使えます。簡易モードでは「不要区間の解析」だけです)。全機能モードでは、メニュー[AI 連携]→[Gemini Chat 連携...]からも開け、ほかの用途も選べます。ブラウザーの Gemini Chat に動画を見せて、カットの候補や、全機能モードでは手順書画像のキャプションを考えてもらえます。アプリと Gemini の間は、コピー&ペーストでやり取りします(アプリが自動でインターネットに送ることはありません)。

アプリ
プロンプトを作る
① 動画をアップロード
② プロンプトを貼り付け →
Gemini Chat
(ブラウザー)
← ③ 回答をコピーして貼り付け
アプリ
④ 解析 → ⑤ 取り込む
AI 連携の画面
  1. 手順の案内この順番で進めます。
  2. 用途を選ぶカット候補(不要区間の解析)・カットの見直し・画像のキャプションから選びます。簡易モードでは、不要区間の解析だけです。
  3. 動画をアップロードGemini を開く(ブラウザ) で Gemini を開き、元の動画をアップロードします。動画のフォルダーを開く が便利です。
  4. プロンプトをコピーGemini に貼り付けて送信します。
  5. 回答を貼り付けて解析Gemini の回答全体をコピーして、クリップボードから貼り付け(または欄に Ctrl+V)で貼り付け、解析 を押します。
  6. 取り込む / 取り込んで閉じる / 閉じる内容を確かめて取り込みます。取り込んで閉じる は、取り込んだあとにこの画面を閉じます。Ctrl+Z で取り消せます。閉じるだけでは、取り込みません。
  7. 履歴これまでのやり取りを見られます。プロジェクトに保存されます。

「手順書画像のキャプション」を選ぶと、キャプションと一緒に手順書の操作文も作ってもらえます。取り込む前の一覧に「操作文」の列が出ます(回答に操作文が無い画像は、入れてある操作文を変えません)。

AI の結果は確かめてから使いますカットの提案は候補として入るので、[カットする]で確定するかどうかは自分で決めます(取り込んだ時点では、書き出しに影響しません)。キャプションも、取り込む前に一覧で直せます。

3-15. 同じ録画から、別の版を作る

1 つの録画から、内容の違う動画(初心者向け・管理者向け・短縮版など)を何本でも作れます。プロジェクト一覧で編集を選び、右下の その他 ▾ から次の項目を選びます。

ボタン引き継ぐもの使う場面
新しい編集何も引き継がないまったく別の動画を、最初から作る
複製カット・字幕・図形・画像・タイトルのすべて少しだけ違う版を作る(字幕の言い回しだけ変える など)
カットからやり直す複製カットとタイトル(字幕・図形は引き継がない)字幕を付けた後で、カットを直したいとき(元の編集はそのまま残ります)
カットを見直す...(主画面。字幕・図形の編集中)カットとタイトル(字幕・図形は引き継がない)同じく、字幕編集の途中からカットを直したいとき。プロジェクト一覧へ戻らずに、主画面からできます

主画面から「カットからやり直す」

字幕・図形の編集で、右上の カットを見直す... を押します(メニューの[編集]の[カットを見直す...]・[現在の編集を残して、カットからやり直す...]からも選べます)。字幕・図形があるときは、確認の画面で今の編集を残してやり直す(はい)を選ぶと、今の字幕・図形を保存して残したまま、カットだけを引き継いだ別の編集を作って、カット編集から始められます。字幕・図形がまだ無いときは、そのままカット編集に戻ります。

  1. 名前を入力して OK を押します。
  2. 今の編集が(未保存の修正も含めて)保存されます。「保存しないで続ける」はできません。
  3. 録画のフォルダーの edits に、新しい編集が作られて開きます。元の動画はコピーせず、同じものを使います。
  4. 元の編集は、プロジェクト一覧に残ります。後から開けば、以前のカット・字幕・図形に戻せます。
字幕があるときの[カットを見直す...]
  1. はい現在の編集を残して、カットからやり直します(おすすめ)。
  2. いいえ別の編集は作らず、この編集の字幕・図形をすべて破棄してカット編集へ戻ります(タイトルは残ります。直後なら Ctrl+Z で戻せます)。
  3. キャンセル戻りません。
新しい編集の名前
  1. 説明と作成先今の編集(字幕・図形の数)を保存して残すことと、作成先が出ます。
  2. 名前新しい編集の名前です。
  3. キャンセルやめると、何も作らず、今の編集のままです。
うまくいかなかったとき保存できない、新しい編集を作れない、開けないなどの場合は、今の編集(字幕・図形も)に留まります。何かが消えることはありません。保存先のフォルダーの外にある動画では、別の編集を作れません。
複製 を押したところ
  1. 元の編集・作成先新しい編集は、録画のフォルダーの中の edits に作られます。
  2. 名前新しい編集の名前を入れて OK。
1 つの録画に 3 つの編集が並んだプロジェクト一覧
  1. 録画元の動画は 1 つだけです(コピーしません)。
  2. 編集それぞれ別の動画として書き出せます。書き出したファイルは編集ごとのフォルダーに入るので、上書きし合いません。
  3. その他 ▾新しい編集・複製・カットからやり直す複製・名前の変更・フォルダーを開く・エクスポート・削除が入っています。
  4. 選択した編集を開く完成した動画をコピーして配るときは、[その他 ▾]の[フォルダーを開く]が便利です。

2 つ目以降の編集を開いているときは、ウィンドウの題名に「録画名 / 編集名」が出ます(例: 休暇申請の手順 / 短縮版)。

3-16. バックアップする・片付ける

プロジェクト一覧から、録画ごとに zip ファイルへのバックアップ(エクスポート)と、取り込み(インポート)ができます。[インポート...]は一覧の下に、そのほかは[その他 ▾]の中にあります。

① 録画のフォルダーを zip にまとめる→ ② zip を読み直して中身を確かめる→ ③ 確かめられたら、フォルダーをごみ箱へ

[エクスポートして削除]の流れ。②で確かめられなかったときは、フォルダーを消しません。

ボタンできること
エクスポート...選んだ録画(元の動画とすべての編集)を zip にまとめます。保存先の初期値はダウンロードフォルダーです。
エクスポートして削除...zip にまとめて中身を確かめてから、録画のフォルダーをごみ箱へ移します。もう使わない録画を片付けるときに使います。
インポート...エクスポートした zip を取り込みます。同じ名前があれば、末尾に _2 などを付けます。別の PC の zip も取り込めます。
削除(ごみ箱へ)...選んだ録画・編集をごみ箱へ移します。Ctrl・Shift を押しながらクリックすると、まとめて選べます。
削除の確認(1 つ目の編集を選んだ場合)
  1. 消えるもの何がごみ箱へ移るかが出ます。1 つ目の編集はプロジェクトファイルだけで、元の動画は残ります。
  2. ごみ箱へ移すごみ箱から元に戻せます。
主画面で開いている編集は消せません開いている編集や、その動画を含む録画は、削除・名前の変更・エクスポートして削除ができません。主画面で別のプロジェクトを開いてから操作してください。

4. 困ったとき・よくある質問

知りたいことばを入れると、関係する質問だけを表示します。

画面のモード・案内
画像作成・AI 連携のボタンが見当たりません

簡易モードになっています(主画面の右下に「簡易モード」と出ます)。[設定]→[操作・その他]の「画面のモード」で 全機能モード を選び、OK(保存) を押してください(画面のモード)。全機能モードにすると、作業の流れの左に[動画編集][画像作成]の切り替えが出ます。

全機能モードなのに、[文書作成用データを書き出す...]・章 / 操作文 / 補足の欄・依頼文の選択肢が出ません

これらは、外部文書作成連携を有効にしたときだけ出ます(はじめは無効です)。[設定]→[操作・その他]の[詳細・外部連携]で「外部ツール向けの文書作成用書き出しを有効にする」にチェックを入れ、OK(保存) を押してください(3-12)。簡易モードのままだと、有効にしても出ません(全機能モードにします)。

外部文書作成連携を無効にしたら、入れた章や依頼文は消えますか

消えません。見えなくなるだけで、プロジェクトの章・操作文・補足や、編集した依頼文はそのまま残ります。有効に戻すと、また使えます。無効にするときに依頼文の編集が保存されていなければ、保存するか捨てるかを尋ねます。

簡易モードにすると、登録した手順書画像は消えますか

消えません。表示しないだけで、プロジェクトにはそのまま残ります。全機能モードに戻すと、画像の一覧とタイムラインにまた出ます。

キーボードの C を押しても、画像が追加されません

簡易モードでは、画像の追加(C)は動きません。全機能モードに切り替えてください。全機能モードでは、[画像作成]に切り替えていなくても C で追加できます(画面は切り替わりません)。

プレビューの上の「次にすること」は、書いてあるとおりに進めないといけませんか

いいえ。今の状態に合わせた目安の案内で、順番を強制するものではありません。たとえば、カットが不要なら、何も登録せずに 字幕・図形へ進む → を押せます。字幕や図形が不要なら、そのまま書き出せます。

一覧に「まだありません…」という文章だけが出ています

その一覧にまだデータが無いときの、使い方の案内です(データではありません。何も自動では追加されません)。解析候補の一覧では、「まだ解析していません」「解析しましたが、候補は見つかりませんでした」「未判断の候補はありません(採用済み・却下済みのみ)」「解析に失敗しました」を区別して出します。「解析に失敗しました」は、候補が無いのではなく、解析できなかった状態です。

「作業の流れ」の「カット」「字幕・図形」を押しても進みません

流れの表示は、今の位置を示すだけです。段階を進めるときは、字幕・図形へ進む →(確認があります)を使ってください。戻るときは カットを見直す... です。

録画・動画を開く
「FFmpeg が見つかりません」と出ます

3-1. FFmpeg を用意するを見て、[設定]→[FFmpeg]タブで ffmpeg.exe の場所を指定してください。起動直後に「確認しています」と出た場合は、数秒待ってからもう一度操作してください。

録画の枠を動かしたい

枠の中央の ✥ か、枠の上の「✥ 移動」をドラッグします(3-2)。録画を始めた後は動かせません。

録画の枠を、縦長(スマートフォンのような向き)にしたい

録画画面の「サイズ」で 1280×720 か 1920×1080 を選び、「向き」の 縦 を押します(720×1280 1080×1920 に変わります)。「向き」は、規格サイズを選んでいるときだけ使えます(3-2)。

枠の大きさを変えたら、縦横比が変わってしまいます(または、変わりません)

規格サイズ(1280×720 など)を選んでいる間は、枠の角や辺をドラッグしても縦横比は保たれます。比率を自由に変えたいときは 自由サイズ を押してください。また、幅・高さを数字で入れて 適用 を押すと、自由サイズに戻ります(3-2)。

規格サイズを押したら、思った大きさになりません

枠のあるモニターに収まらない大きさのときは、縦横比を保ったまま収まる大きさに縮めます。録画画面の状態表示欄に「モニターに収まらないため、縦横比を保って ○○×○○ にしました。」と出ます。大きいモニターへ枠を動かしてから、もう一度押してください。

録画に失敗しました(写す画面を間違えた など)

録画を止めた後の「録画の確認」画面で 破棄して録り直す を押すと、同じ設定ですぐに録り直せます。破棄した録画はごみ箱へ移ります。

録画ファイルや開いた動画は、どこに行きましたか

プロジェクトの保存先(既定: ビデオ\ManualVideoStudio)の中の「日時_プロジェクト名」のフォルダーに移動しています。プロジェクト一覧の フォルダーを開く で開けます。

「元の動画が見つかりません」と出ます(一覧に ⚠)

動画ファイルを移動・削除した可能性があります。プロジェクトを開き、メニュー[ファイル]→[動画ファイルを再指定]で動画の場所を指定し直してください。

カット・字幕・図形
字幕の文章や時刻を直したのに、反映されません

右側の「選択中の字幕」の欄は、変更を反映 を押すか、入力欄から離れる・Enter(文章の欄は Ctrl+Enter)で反映します。欄の下に「未反映の入力があります。」と出ているうちは、まだ反映されていません。形式が正しくないとき(時刻が abc など)は反映されず、理由が赤字で出ます。入力を戻す(Esc)で、反映していない入力を捨てられます(3-8)。

カットを変えたいのに、ボタンが押せません

字幕・図形の編集中です。カットを見直す... を押すと、今の編集を残してカットからやり直す(はい)か、字幕と図形をすべて破棄して戻る(いいえ。直後なら Ctrl+Z で元に戻せます)かを選べます。字幕を残したいときは、[はい]か、メニュー[編集]の[現在の編集を残して、カットからやり直す...]、またはプロジェクト一覧の[その他 ▾]の カットからやり直す複製 を使ってください(3-15)。

解析候補が、書き出した動画に反映されません

候補は[カットする]で確定するまでカットになりません。[解析候補]の一覧で候補を選んで、カットする を押してください(3-4)。

登録したカットが、1 つにまとまりました

すでにあるカットと重なる(接する)範囲をカットしたため、1 つのカットにまとめています(ステータスバーに「…1 つにまとめました」と出ます)。Ctrl+Z で、まとめる前に戻せます(1-2)。

カットした部分が、プレビューの再生で飛ばされません

再生バーの右端の カットをスキップ がオフです。オンにすると、カットの部分を飛ばして再生します(飛ばす位置では映像・音が一瞬途切れることがあります)。まだカットしていない候補は飛ばしません(1-2)。

「短縮」のボタンが見当たりません

v1.17 で「短縮」は廃止しました。待ち始めの少しだけを残したいときは、残したい部分のあとから[この区間をカットする]で登録します。古いプロジェクトの短縮は、開くときに「先頭を残した後ろの部分の削除」に自動で変わります(3-5)。

字幕を付けたのに、書き出した動画に出ません

FFmpeg に字幕の機能(libass)が無い可能性があります。「full build」など字幕に対応した FFmpeg を使ってください。

字幕が、操作しているボタンを隠してしまいます

右側の「選択中の字幕」の欄で、その字幕の位置を[上][中]にするか、▲▼ で少しずらします(3-8)。

つなぎ目に、消したはずの画面が一瞬見えます

クロスフェードの重なり(前後 0.15 秒)です。見せたくない画面なら、カットを少し広めにするか、[設定]→[出力]でクロスフェードを OFF にしてください(3-6)。

モザイクが、画面のスクロールについて行きません

図形とモザイクは描いた位置に表示し続けます。画面が動く場合は、動いた後の時間に別のモザイクを追加してください(3-9)。

操作を取り消したい

Ctrl+Z(↶ 元に戻す)で取り消せます。やり直しは Ctrl+Y です。

プレビューの画像が 1〜2 コマずれて見えます

プレビュー表示の制限です。書き出す画像は正確な時刻から切り出します。確認は[前後比較]で行ってください。

動画の冒頭のタイトル
タイトルを付けたいのに、タイトル… が押せません

動画を開く前(開始画面)は、灰色で押せません。動画を開くか録画してから押してください。動画を開いた後は、簡易モード・全機能モードのどちらでも、カット編集中でも字幕・図形の編集中でも使えます(3-10)。

「タイトルが 2 行に収まりません」と出て、OK が効きません

タイトルは最大 2 行です。文章を短くするか、Enter の改行を減らすか、文字サイズを小さくしてください。文字が切り捨てられることはありません。1 行に入る文字数の目安が、文字サイズの横に出ます(3-10)。

タイトルを外したい(消したい)

✓ タイトルあり を押して、クリア →OK を押します(文章を全部消して OK でも同じです)。直後なら Ctrl+Z で元に戻せます。表示時間・文字サイズ・フェードの設定は残ります。

タイトルを付けたら、字幕が後ろにずれて見えます

ずれたのではなく、完成動画ではタイトルの秒数ぶん後ろに表示されます(字幕・図形・カットの時刻は、本編の時刻のまま変わりません)。タイトルが 2 秒なら、本編の 5〜8 秒の字幕は、書き出した動画の 7〜10 秒に出ます。書き出した動画の長さは「本編の長さ + タイトルの秒数」です(3-10)。

タイトルの文字の位置や色を変えたい

位置・色は変えられません(白い太字を、画面の上から約 1/3 の高さに中央揃えで出します)。選べるのは、フォントと文字サイズ(48〜120)、表示時間(1〜5 秒)、フェードの有無です。

Gemini で字幕を作るとき、動画にタイトルは入りますか

入りません。字幕依頼用の動画は、タイトルなし・字幕なしの本編です。Gemini が返す時刻は本編の時刻で、そのまま字幕に使えます(3-7)。

Word などの文書づくり(外部文書作成連携)
別の PC の Claude Code で手順書を作りたい

画像の暗号化を解除してから、録画のフォルダー(少なくとも tejunsho フォルダー)を、その PC の同じ場所(ユーザー名だけ違う …\Videos\ManualVideoStudio\…)へフォルダーのままコピーし、依頼文を貼り付けます。zip にはまとめないでください(3-12)。

Claude Code が「画像の形式でない(暗号化の可能性)」と言います

手順書画像が暗号化されています。tejunsho\images の画像の暗号化を解除してから、もう一度依頼してください。

Claude Code が「capture-metadata.json がありません」と言います

依頼文の場所に書き出しがありません。別の PC で作るときは、同じ場所へコピーしたか確かめてください。違う場所にコピーした場合は、その tejunsho フォルダーの場所を Claude Code に伝えてください。

手順書の章の分け方を変えたい

章を始めたい画像のカードの[手順書の文](外部文書作成連携を有効にしたときに出ます)で「章」に名前を入れます(3-11)。書き出し直してから依頼し直すか、Claude Code の確認表で直すように伝えてください。

Gemini で字幕を作る
「終了位置が編集後の動画の長さ…を超えています」と出ます

Gemini が返した字幕の終了時刻が、カット後の動画の長さより後になっています。画面には、何番目の字幕かと、動画の長さが出ます。Gemini に「動画の長さは ○○ です。それを超えない時刻で作り直してください」と伝えるか、回答欄の時刻を直してから、もう一度貼り付けてください(3-7)。時刻は、カット前の元の動画ではなく、カット後の動画のものを使います。

「表示時間が重なっています」「表示時間が短すぎます」「文字数が多すぎます」と出ます

字幕どうしの表示時間が重なっている、1 つの字幕が 0.2 秒より短い、1 つの字幕の文字数が 200 を超える、行数が 3 を超えている、のどれかです。アプリは、黙って直したり削除したりしません。画面に出た行番号の字幕を、回答欄で直すか、Gemini に直してもらってから、もう一度貼り付けてください。

字幕が、ぜんぶ置き換わってしまいました

取り込みは、今の字幕をすべて置き換えます(自動でまとめることはしません)。取り込みは 1 回の操作なので、直後なら Ctrl+Z(共通バーの 元に戻す)1 回で、取り込む前の字幕に戻せます。手で付けた字幕を残したいときは、先にプロジェクトを保存しておくか、別の編集を複製しておくと安心です。

字幕依頼用の動画を削除しませんでした。どうなりますか

ファイルはそのまま残ります(このアプリでは再利用しません)。Gemini の画面は閉じますが、もう一度開くと、準備した動画はそのまま使えます(カットなどを変えていなければ。アプリを終了すると、準備した動画の記憶は消えます)。不要になったら、フォルダーを開いて自分で削除するか、もう一度 字幕を取り込む をして[削除する]を選んでください。別の用途で使うときだけ[削除しない]を選んでください。動画は、必要ならいつでも作り直せます。

字幕依頼用の動画を準備できません(「保存先の準備」などの段階とパスが出ます)

プロジェクトを一度も保存していないと、準備できません。Ctrl+S で保存してから、もう一度 動画を準備する を押してください。保存先は、プロジェクトのフォルダーの中の caption-requests です。それでも失敗するときは、画面に出る段階とフルパス(どの処理の、どのファイルか)を控えて、そのフォルダーが書き込める場所にあるかを確かめてください。同じ内容は、ログ([ツール]→[ログフォルダーを開く])にも残ります。

「字幕依頼用動画を削除できませんでした」と出ます

ほかのアプリ(ブラウザーのアップロード中や、ウイルス対策ソフトなど)がファイルを使っている可能性があります。画面には、削除しようとしたファイルのフルパスと理由が出ます。取り込んだ字幕は、そのまま残っています。ブラウザーのタブを閉じるなどしてから、画面のパスのファイルをエクスプローラーで削除してください。

「使えなくなった古い字幕依頼用動画が残っています」と出ます

カットのやり直しや、別の編集を開いたことで、前に準備した動画が使えなくなったときの表示です。確認して削除... を押すと、1 つずつ、フルパスを確かめながら削除できます。アプリが作った動画以外は削除しません。削除しなくても、字幕の作成や書き出しには影響しません。

プロジェクト一覧・ファイル
「プロジェクトを保存できませんでした。ほかのアプリ(ウイルス対策ソフトなど)がファイルを使用中です」と出ます

保存しようとした瞬間に、ほかのアプリがプロジェクトファイルを読んでいました。アプリは少し待ってやり直していますが、それでも使えなかった場合に出ます。少し待ってから、もう一度 Ctrl+S で保存してください。

エクスプローラーで消したフォルダーが、一覧に残っています

プロジェクト一覧の 最新の情報に更新 を押してください。一覧は、保存先のフォルダーにある projects.json に記録していて、起動のたびにはフォルダーを調べません。

一覧で削除・名前の変更ができません

主画面で開いている編集(とその録画)は操作できません。主画面で別のプロジェクトを開いてから操作してください。

起動時にプロジェクト一覧を出したくない/また出したい

プロジェクト一覧の下の「起動時にこの画面を表示する」のチェックで切り替えます。主画面の共通バーの プロジェクト からはいつでも開けます。

「壊れているか、暗号化されている可能性があります」と出ました

ファイルを置いた瞬間に暗号化する PC では、書き出した GIF や画像、zip などが暗号化されることがあります。表示された「ファイル:」のフルパスのファイルの暗号化を解除してから、もう一度操作してください。設定ファイルが読めなかった場合は既定の設定で起動しています(元のファイルは末尾に .bad を付けて残しています)。

zip をインポートすると「読み込めませんでした」と出ます

zip が暗号化されている可能性があります。表示された zip ファイルの暗号化を解除してから、もう一度インポートしてください。

今のバージョンを確かめたい

主画面の右下に v1.17.3 のように表示されています。メニュー[ヘルプ]→[バージョン情報...]と、[設定]→[操作・その他]の下にも表示されます。

[ヘルプ]から開く取扱説明書は、どこにありますか

[ヘルプ]→[取扱説明書(Web・最新版)](F1)で、ブラウザーでこのページ(https://www.ja1bus.com/manualvideostudio/manual/)が開きます。v1.17 から、取扱説明書はアプリの中には入っていません(インターネットに接続できるときに、いつでも最新版を読めます)。

5. リファレンス

5-1. プロジェクトとフォルダー

録画ごとに「日時_プロジェクト名」のフォルダーを作り、関係するファイルをすべてその中に置きます。

📁 ビデオ\ManualVideoStudio\ プロジェクトの保存先(設定で変えられます)
📄 projects.json プロジェクト一覧の記録
📁 20260925_1015_休暇申請の手順\ 録画のフォルダー(日時_プロジェクト名)
🎞️ rec_20260925_101500.mp4 元の動画(1 つだけ)
📄 20260925_1015_休暇申請の手順.mvsproj.json 1 つ目の編集
🎞️ rec_20260925_101500_edited.mp4 / .gif 1 つ目の編集で書き出した動画
📁 images\ 1 つ目の編集の手順書画像(001_休暇の申請画面.png など)
📁 caption-requests\ Gemini に添付する字幕依頼用の動画(作ったときだけ。削除してよい一時的な動画)
📁 tejunsho\ 1 つ目の編集の文書作成用データ(外部文書作成連携を有効にして書き出したとき。対応するツールで Word の文書もここにできる。3-12)
📁 edits\ 2 つ目からの編集
📁 20260925_1113_管理者向け\ 編集ごとのフォルダー(日時_編集の名前)
📄 20260925_1113_管理者向け.mvsproj.json
🎞️ 20260925_1113_管理者向け_edited.mp4 この編集で書き出した動画
📁 images\

5-2. プロジェクト一覧のボタン

ボタンできること
● 録画する / 動画を開く... / 既存プロジェクトを開く...上段の始め方です。録画する、動画ファイルを開く、前に保存したプロジェクトのファイルを開く。一覧が空でも使えます。
選択した編集を開く(ダブルクリック・Enter)選んだ編集を開きます。録画の行なら、最後に更新した編集(無ければ動画)を開きます。
インポート...エクスポートした zip を取り込みます。一覧が空でも使えます。
その他 ▾管理の操作をまとめています(一覧が空のときは出ません)。下の表を見てください。
最新の情報に更新保存先のフォルダーを調べ直して、一覧を作り直します。
検索名前で絞り込みます。

[その他 ▾]の中身です。

項目できること
新しい編集 / 複製 / カットからやり直す複製同じ録画から別の編集を作ります(3-15)。(字幕編集の途中から、主画面で カットを見直す... を押す方法もあります。)
名前の変更編集の名前を変えます(先頭の日時はそのまま)。録画のフォルダーの名前は変えられません。
フォルダーを開くエクスプローラーで開きます。
エクスポート... / エクスポートして削除... / 削除(ごみ箱へ)...バックアップと片付けです(3-16)。

5-3. 設定

メニュー[ツール]→[設定]で開きます。下のタブを押すと、それぞれの画面を見られます(全機能モードの画面です)。簡易モードでは、[前後フレーム][プロンプト]のタブ、[出力]の画像の出力先・手順書画像の項目、[操作・その他]の AI の回答言語は表示されません。

ffmpeg.exe / ffprobe.exe の場所と、見つかったバージョン(3-1)。

[FFmpeg]タブ

書き出しに関する設定です。

[出力]タブ
  1. プロジェクトの保存先録画・開いた動画を置く場所です。
  2. 手順書画像PNG(おすすめ。文字がにじまない)か JPEG。capture-metadata.json も一緒に出すかどうか。
  3. 動画の書き出し画質(CRF。小さいほど高画質で大きいファイル。既定 22)・速度・音声の音質です。
  4. クロスフェードカットのつなぎ目の効果(3-6)。

すべての字幕に共通の見た目です(3-8)。

[字幕]タブ

[前後比較]で並べる画像の間隔・枚数・大きさです(3-11)。

[前後フレーム]タブ

簡易解析の強さ(プリセット: 慎重・標準・積極的)と、細かい判定の値(先頭に残す秒数など)です(3-4)。ふつうはプリセットを選ぶだけで十分です。

[自動解析]タブ

AI 連携で使うプロンプト(Gemini への依頼文)のひな形です(3-14)。{{VIDEO_FILENAME}} のような変数は、プロンプトを作るときに実際の値に置き換わります。回答の形式を変えると取り込めなくなるので注意してください。

[プロンプト]タブ

種類で「Gemini への字幕依頼の文」を選ぶと、Gemini で字幕を作るでコピーするプロンプトを変えられます。{{EDITED_DURATION}}(カット後の長さ)・{{VIDEO_RESOLUTION}}・{{LANGUAGE}}・{{DATE}} が使えます。回答は、SRT をコードブロックで返す形のままにしてください(取り込みは SRT の部分だけを読みます)。字幕の色・位置などは提案させません(アプリの字幕の設定を使います)。

種類で「文書作成用の依頼文」を選ぶと、文書作成用データの書き出しの完了画面でコピーする依頼文を変えられます(外部文書作成連携を有効にしているときだけ選べます。無効にしても、編集した依頼文は消えません)。

「文書作成用の依頼文」を選んだところ(外部文書作成連携を有効にしたとき)
  1. テンプレート「文書作成用の依頼文」を選びます。
  2. 依頼文変えたら 保存 を押します。初期値へ戻す で元に戻せます。
  3. 変数{{OUTPUT_DIR_HOME}}(書き出した場所。~/Videos/… の形で、別の PC でも通じる)か {{OUTPUT_DIR}}(フルパス)のどちらかが必要です。{{PROJECT_NAME}}・{{IMAGE_COUNT}}・{{DATE}} も使えます。

画面のモード(簡易・全機能)、折りたたみの[詳細・外部連携](外部文書作成連携を有効にするチェック。3-12)、Shift+矢印キーで移動する秒数、AI の回答の言語です。下にアプリのバージョンが出ます。

[操作・その他]タブ

下の「出力・エンコード設定を開いているプロジェクトにも適用する」にチェックを入れて OK(保存) を押すと、画像の形式・画質・クロスフェードの設定を、今開いているプロジェクトにも反映します。

5-4. キーボード操作

キー動作
Space再生 / 一時停止
← / →1 コマ戻る / 進む
Shift+← / →設定の秒数(既定 1 秒)戻る / 進む
Home / End先頭 / 最後へ
I / O開始 / 終了の位置を決める(字幕・図形の編集では、表示の開始 / 終了)
R選んだ区間をカットとして登録(カット編集)
T / G字幕 / 図形を追加(字幕・図形の編集)
Cこの位置を画像に追加(全機能モード)
Esc開始 / 終了の指定を解除([範囲指定を解除]と同じ。入力欄ではフォーカスを外す。選んだ字幕の入力欄では、反映していない入力を戻す)
Ctrl+Z / Ctrl+Y元に戻す / やり直し
Ctrl+S(Shift も押すと名前を付けて保存)プロジェクトを保存
Ctrl+O(Shift も押すとプロジェクト)動画を開く / プロジェクトを開く
Ctrl+Enter複数行の入力欄での決定(字幕の文章・タイトルの文章など。[OK]と同じ)。Enter だけでは改行になります
F1取扱説明書(Web 版)をブラウザーで開く
Ctrl+Shift+F9録画の開始 / 停止(録画画面を開いている間、どのアプリからでも)
Ctrl+Shift+F8録画の一時停止 / 再開(同上)

タイムラインでは、クリック・ドラッグで移動、Ctrl+ホイールで拡大・縮小、ホイールで左右に移動、ダブルクリックで全体表示です。

5-5. 用語集

プロジェクト
1 本の動画と、その編集内容(カット・字幕・画像・注釈・AI の履歴)をまとめたもの。.mvsproj.json ファイルに保存します。
プロジェクトフォルダー(録画のフォルダー)
録画ごとに作る「日時_プロジェクト名」のフォルダー。
編集
1 つの録画から作る、1 本分の編集内容。1 つの録画に複数の編集を作れます。
簡易モード / 全機能モード
画面のモード。簡易モードは録画・カット・字幕・図形・動画の書き出しだけを表示し、全機能モードは画像作成・AI 連携も表示します。
元の動画 / 元の動画の時刻
カットする前の動画と、その先頭からの時刻。手順書画像と AI の時刻はこちらで扱います。
編集後の時刻 / 本編の時刻
カットした後の動画(本編)の先頭からの時刻。字幕と図形はこちらで付けます。タイトルは含みません。
本編
カットを反映した、編集中の動画そのもの。タイトルは含みません。再生・シーク・タイムラインは本編だけを扱います。
完成動画
書き出した動画。タイトルを付けたときは、最初にタイトル、そのあとに本編が続きます(長さ = 本編 + タイトルの秒数)。
タイトル
動画の最初に出す、黒い背景に白い文字の画面(共通バーの[タイトル…])。文章・フォント・文字サイズ・表示時間(1〜5 秒)・フェードインを選びます。字幕とは別のもので、プロジェクトごとに保存されます。3-10
フェードイン
タイトルのあとで、本編が黒から徐々に明るくなる効果(0.3 秒)。カットのつなぎ目のクロスフェードとは別です。
規格サイズ / 自由サイズ
録画範囲の大きさの選び方。規格サイズ(1280×720・1920×1080。縦では 720×1280・1080×1920)は縦横比(16:9 / 9:16)を固定します。自由サイズは固定しません。3-2
向き(横 / 縦)
録画範囲の向き。横は 16:9、縦は 9:16。規格サイズを選んでいるときに切り替えられます。
カット / カット区間
選んだ区間を、書き出す動画から削除すること(またはその区間)。登録したカットは、右側の[カット区間]の一覧に並びます。重なる(接する)カットは 1 つにまとまります。(以前の版にあった「短縮」は v1.17 で廃止)
カットをスキップ
再生バーの右端のスイッチ。オンにすると、プレビューの再生でカットの部分を飛ばします(書き出しのクロスフェードは再現しません)。
候補
簡易解析や AI が提案した「消してもよさそうな区間」。[カットする]で確定するとカット区間になり、確定しなければ書き出しに影響しません。解析候補の一覧に並びます。
カットする / 却下 / 未判断
候補の扱い。[カットする]は確定してカットにすること、却下は「カットしない」と決めること、未判断はまだ決めていない状態です。却下は[未判断に戻す]で戻せます。
簡易解析
FFmpeg で画面の静止・無音・画面の切り替わりを調べて候補を作る機能。インターネットには送りません。AI に聞く方法より精度は低めです。
AI に聞く
Gemini に動画を見せて、カットする区間の候補を作ってもらう方法(手動のコピー&貼り付け)。簡易モードでも使えます。
作業の流れ
プレビューの上に出る「素材 → カット → 字幕・図形 → 書き出し」(画像作成では「素材 → 画像追加 → キャプション・注釈 → 書き出し」)。今の段階が青く出ます。表示専用で、押しても段階は進みません。
次にすること
作業の流れの下に出る、今の状態に合わせた短い案内。目安で、順番を強制するものではありません。
カット編集 / 字幕・図形の編集
カット編集はカットを決める段階、字幕・図形の編集は字幕や図形を付ける段階。字幕・図形の編集の間はカットが固定されます。
画像作成
全機能モードで、右側を画像の一覧に切り替えて手順書用の画像を作る作業領域。動画編集との切り替えで、編集のデータは変わりません。
カットの確定
カット編集を終えて、字幕・図形の編集へ進むこと([字幕・図形へ進む →])。カットが無くても進めます。
クロスフェード
カットのつなぎ目で、前の画面と次の画面を重ねてなめらかに切り替える効果(0.3 秒)。
焼き込み
字幕・図形・注釈を、映像・画像の一部として描き込むこと。書き出した後のファイルから字幕だけを消すことはできません。
字幕依頼用の動画
Gemini に見せるために、カットを反映して、字幕・図形・タイトルなしで作る動画。プロジェクトのフォルダーの中の caption-requests に作ります。完成動画の書き出しには使いません。3-7
SRT
字幕を時刻つきで書く、よく使われる文字の形式。Gemini の回答から、この部分だけを取り込みます。
置き換えて取り込み
取り込む字幕で、今の字幕をすべて入れ替えること。自動でまとめることはしません。1 回の元に戻す(Ctrl+Z)で戻せます。
図形
動画に重ねる四角・矢印・直線・文字・モザイク。
手順書画像
手順書に使う静止画と、その切り出し位置。
キャプション
手順書画像の説明文。ファイル名にも使います。
手順書の文(章・操作文・補足)
Word などの文書に載せる文。章は「ここから新しい章」の名前、操作文は手順の文、補足は確認ポイント。画像ごとに入れます。外部文書作成連携を有効にしたときだけ入力欄が出ます。
文書作成用データを書き出す(旧: 手順書用に書き出し)
画像と説明データ(capture-metadata.json・meta.json)を tejunsho フォルダーに書き出すこと。外部文書作成連携を有効にしたときだけ使えます。
外部文書作成連携
文書作成用データの書き出し・その依頼文・章 / 操作文 / 補足の入力欄を使えるようにする設定([設定]→[操作・その他]→[詳細・外部連携]。はじめは無効)。Word 文書の生成には、別途対応するツールやスキルが必要です。
依頼文
文書作成用データを書き出した後、対応するツール(Claude Code など)に貼り付けて送る文。
Claude Code / tejunsho-gui-docx
Word の手順書を作る AI のツールと、その手順書作りの機能(スキル)。このアプリには入っておらず、使うときは別に用意します。
前後比較
画像の前後のコマを並べて、きれいな 1 枚を選び直す機能。
注釈
手順書画像に重ねる四角・矢印・直線・文字・モザイク。
モザイク
名前・メールアドレス・ID など、見せたくない情報を隠す図形・注釈。
エクスポート / インポート
録画を zip にまとめて保存すること / その zip を取り込むこと。
FPS
1 秒あたりのコマ数。録画は 30(標準)または 15。
CRF
動画の画質の設定。小さいほど高画質でファイルが大きくなります(既定 22)。
FFmpeg / ffprobe
動画の読み込み・録画・変換を行う外部のツール。
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